皆さん、こんにちは。ずっちです。
読んでくださっている皆さんも、ご自身の「母子手帳」をお持ちかと思います。
母子手帳は、妊娠中及び出産時の母子の状態、子どもの成⾧・健康状況を、継続的に記録するための冊子です。家庭で参照できる育児書としての特徴もあります。
この記事では、初めての母子手帳を受け取りに行く皆さんに、次のことを共有していきます!
- 母子手帳はいつ・どこで受け取るの?
- 母子手帳の受け取りに必要なものは?
- 母子手帳の受け取りの際に確認すべきことは?
それでは一緒に、男性が主体的にかかわる妊娠・出産・育児を目指していきましょう!!
妻と一緒に母子手帳を受け取りに行こう!
いつ受け取るの?
母子手帳は、産婦人科で「妊娠」と診断され、出産予定日が確定したら受け取りに行きます。
妊娠確認できましたし、予定日も●月●日決定ですので、母子手帳受け取りに行ってくださいね!
私たちの時は、こんな風にお医者さんが教えてくれました!
妊娠の確認及び予定日の決定は、早ければ初診で、多くの場合は2回目の受診で決定します。
妊娠8週~11週頃に受け取りに行く場合が多いと思います。
診断を受けたらできるだけ早く受け取りに行きましょう。
私たちは、初診で妊娠の確認と予定日が決まりました。
初診の帰り道に妻の体調も良かったので、2人で母子手帳の手続きに行きました!
「妊娠確認(おめでた)」と「出産予定日の決定」については以下の記事で紹介しておりますので、まだご覧になっていない方は是非読んでみてくださいね。
どこで受け取るの?
母子手帳は、お住まいの市区町村の役所に妊娠届を提出すると受け取れます!
窓口はお住まいの地域で異なりますので、「お住まいの地域 母子手帳」でググって事前に調べておきましょう!
なお、この手続きは、通常は直接役所に行く必要がありますが、新型コロナウイルス感染症の対策として「郵送」での手続きを受け付けている自治体もあります。
しかし残念ながら、対応は完全に自治体によってばらばらの状況ですので、手続きする際は必ず一回 「お住まいの地域 母子手帳」 でググることを再度お勧めします。
私の住む地域では残念ながら郵送での手続きは受け付けていませんでしたので、妻と私の二人で役所に行きました。
感染症対策もそうですが、つわり等でこれらの行政手続きは妊婦の負担になることもあると思うので、郵送やオンラインでの手続きが早く広がればいいなと個人的に思います。(官僚・公務員の皆さんよろしくお願いします~。)
【持ち物注意!】母子手帳受け取りに必要なものは??
次に手続きに必要なものについて紹介していきます。
必要なものは基本これだけ!
夫婦2人で手続きに行く時は次のものだけ準備していれば基本問題なく手続きできます。
- マイナンバーカード(またはマイナンバー通知カードと身分証明書)
- 妊娠届に記載する以下の情報(診察券があると安心)
【妊娠届に記載する情報】
- 出産予定日
- 受診した病院の名前・住所
- 診断したお医者さんの名前
妊娠届の提出には、妊娠した方(あなたのパートナー)のマイナンバーを確認する書類と、身分証明書が必要です。パートナーさんがマイナンバーカードをお持ちであればそれ1枚でOKです。
また妊娠届には、病院の住所やお医者さんのフルネーム等を書く欄があります。
普段覚えたりしない内容ですので、メモを持っていくことをお勧めします。
私たちは病院の住所が分からず、慌てて調べました(笑)
パパが1人で行く場合には注意が必要!
あのー、妊娠届って妻じゃないと申請できないんですか??
そんなことありません。妊娠している妻、本人がいなくても、パパが代わりに申請して母子手帳を受け取ることができますよ!!!
つわりの症状がつらく、妻は家で休んでた方がいいという状況もあるでしょう。
そんな時は夫のあなたが母子手帳受け取りの手続きを行いましょう。
あなただけでも問題なく申請できますので安心してください!
しかし妊娠している本人が申請できない場合には、1点だけ注意が必要です。
委任状が必要な場合には、妻の署名等が必要なため役所に行く前に事前に委任状を準備しなくてはなりません。
お住まいの自治体のホームページから委任状をダウンロードして役所に行く前に作成しましょう。
行政手続きは妊娠期間中に夫が自分から進んでできることのひとつです。
母子手帳の交付の時期はつわりが辛い時期と重なりますので、そんな時は「母子手帳はおれが申請してくるよ」と声をかけてあげてください。
具体的にはこんな手続き!
基本的な流れ
次に具体的な役所での手続きを紹介していきます。
流れは次のとおりです。
- 妊娠届の記入
- 母子手帳の交付
- 各自治体の「妊娠・出産」に関する制度の紹介
- 保健師・助産師による妊娠に関するヒアリング
母子手帳受け取りと合わせて「③制度の紹介」、「④保健師・助産師によるヒアリング」があるため、想像よりも時間がかかるかもしれません。
私たちも1時間程度かかりました。
前後に予定は入れず、時間には余裕をもって申請に行くことをお勧めします。
使える制度は全部確認しよう!
母子手帳を交付されたら、各自治体で実施している妊娠・出産・育児に関する制度の説明を一通り受けます。
全国共通のものもあれば、お住まいの自治体独自の制度もあり、具体的には次のようなものがあります。
- 妊婦健診費の助成
- 出産育児一時金(42万円)
- 児童手当
- 乳幼児の医療費の助成
- 両親学級
- 出産助成金 (東京都渋谷区 など)
- 産婦健康診査費の助成(沖縄県 など)
- 妊婦歯科健診費の助成(神奈川県横浜市 など)
- 妊婦の新型コロナウイルス感染症検査費の助成(神奈川県川崎市 など)
- 子育てヘルパー派遣(埼玉県さいたま市など)
- 風疹の予防接種費の助成
これらの制度は使って損なものはありませんので、できるだけ積極的に利用することをおすすめします。
一方でどの制度も利用できるタイミングと手続きがあります。
中には出産後に利用できる制度もありますので、説明を受ける際には「いつ、どうすればその制度が利用できるのか」をしっかり確認しましょう!!!
制度の中には夫・パパが利用対象のものも少なくありません。私は自治体がやっている両親学級に参加したり、公費で風疹の抗体検査と予防接種を受けました。
また、お金に関する手続きも夫・パパができることのひとつですので、制度の話は妻に任せず、自分がメインプレイヤーだと思って聞くことが重要です。
妻の体調・周りのサポート体制も把握していこう。
母子手帳の受け取りの際には、保健師さん、助産師さんとの面談があります。
二人で母子手帳を受け取りにいった場合は、妊娠している本人が主に回答することになりますが、あなたのパートナーがつわりなどで一緒に行けない場合には、あなたが代わりに面談を受ける必要があります。
面談ってどんなこと聞かれるの???
そんな人のために私たちが保健師さんから聞かれた質問をいくつか共有します。
- つわりの症状はどうですか?
- お仕事は休めたり、理解がありますか?
- 里帰り出産を予定していますか?
- 育児について相談できる人は周りにいますか?
- 育児や家事を手伝ってくれる人は周りにいますか?
妻の現在の体調、互いの職場のこと、ご両親(産まれる子どものおじいちゃん、おばあちゃん)のことなど出産を迎えるにあたりいろいろ把握しておくことが重要です。
夫であるあなたが最大限サポートすることは大前提ですが、他の人からもサポートしてもらえるかなど夫婦で早めに話しておくことが、出産・子育ての一番最初の準備かもしれません。
とても大変な妊娠期間・子育てをどのように乗り越えていくのか、どのように周りの人からサポートしてもらえるのか、母子手帳の受け取りを機に夫婦で話してみてください!!
まとめ
この記事では母子手帳の受け取りについて、私たちの経験をもとに紹介してきました。
妊娠期間中、あなたのパートナーは身体がつらいことが多く、あまり負担をかけたくないでしょう。
行政の手続きは、妻に負担をかけずに夫であるあなたが主体的にできる、一番基本的かつ重要なことです。
- 出産予定日が決まったらできるだけ早く、役所に行って母子手帳を受け取ろう。
- 持ち物は「妻のマイナンバーカード」と「申請者の身分証明書」。
- 夫が一人で行く時は「委任状」が必要かどうか要チェック。
- 母子手帳の受け取りと合わせて、妊娠・出産・育児に関する制度を把握しよう。
- 保健師との面談に備えて、夫婦で今後の妊娠期間の乗り越え方について話そう。
是非「母子手帳の受け取り」もあなたがリードしてあげてくださいね!!